index< 日誌 < s設定 < 18-338「意識」p4- |
それが当然で普通のことで、それ以外には成り得ず、それしかないような社会では、それが「自覚される」といったことがないのである。自覚する必要もなく、また、自覚されてはならないことなのである。それが、意識されることが出来ないような、そうした世界を生きているのである。 そうして始めてこれが、常識になるのであって、正義や心理、そして信仰にもなり得るのである。それは意識してはならないものなのである。意識する時点でそれは、常識でも信仰でもなくなるのである。 信仰とは、自分が「信じるもの」のことであり、自分自身の「理由」のことなのである。「信じるもの」が無くなれば、自分が誰なのか分からなくなり、自分を見失う。だからそれは意識してはならず、また、意識出来ないように出来ているのである。 |
index < 日誌 < s設定 < 18-338「意識」p4-