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発展ないし変異の必要性と言っても。現実にそれを可能にするのは、物的な資源と技術である。人間の精神的な主観だけでは何もできないのである。客観的な物的条件がそろわなければならないのである。 だから、そうした願いといったもの、必要なものが現実に実現するのは非常に限られるのである。自分にとって必要と思われるものが、何もかも実現するのではなくて、その一部、あるいは何ひとつ実現しないのが普通なのである。 それは言いかえれば、運であり、偶然であり、そして周りとのバランスに関係しているのである。だから反面、言い換えると人間は、様々な可能性を秘めているとも言えるし、そしてまた、だからこそ、様々な場面において、あるいは環境や状況の変化に応じて、様々な適応をなし得るのである。また、そうせざるを得ないのである。そのように出来ているのである。 |
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