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1、生理。


無意識の記憶というのは、「馴れ」のことであって、感覚の感じ方や、生きた神経の作用といったものが、人間をして、そうした方向へと誘導してきたということなのである。また、そうした傾向や特性のことなのである。

それは、このような傾向や特徴のおもむくところであって、そうした癖(くせ)とでもいったものが、長い年月の間に生理の作用の仕方やリズムとして、さらには、その身体的特徴として発達させてきたのである。

身体のカタチやその構造として特殊化し、そしてそれが固有のものとして定着し、固定化してきたのである。そしてこれが現在私たちが見ている、人間や動植物のすがたカタチとなっていったのである。もちろんそれは、数万数億年という非常に永い月日の繰り返しの結果として、そうなのであるが・・・。

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