| index＜ 日誌 ＜ d無意識 ＜ 18-358「無意識」p7- |
| こうしたことの結果が、現在をいきている私たち人間のライフスタイルや、その感じ方、情緒といったものを作り上げているのである。また、人間は、そのようなものとして、外の世界を自分の中に映し出してきたのである。 もちろん、こうしたことは、「色」だけでなく、色とは別のそのカタチや模様についても、そのまま言えることである。そしてまた、それは感覚全般、五感すべてがそうであるし、さらにそのアンサンブルとしての感受性や、そしてその身体自身が持つ固有のリズムや、精神と肉体の自律性としても、そうなのである。 こうしたことが、人間にとって知らず気づかないまま、無意識の記憶の世界に堆積されてきている。ライフスタイルとしても、感覚の感じ方としても、また、それが象徴する抽象化された意味においても、そうなのである。そして、これが人間にとっての無意識の世界なのであって、無意識の世界を作り上げているのである。 |
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