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あるいは、それまでずっとそうしてきたから、いつの間にかそれが馴れや習慣となって、当たり前で当然の常識になっていて、そしてそれが自分でも性に合うもの、自分の本能や本性に適うものとなってしまっているのかもしれない。 非常に長い歴史的な習慣と生活スタイルの繰り返しの中で、それが血となり肉となり骨格となり、身体の特徴や生理作用として、その情緒の特質となって定着し固定してきたのである。 存在の、すなわち生活スタイルの、同じことの非常に長い歴史的な時間の繰り返しのなかで、「種」としての自分たちの存在の仕方だけであなく、その外見的なカタチや身体的特徴、そしてその内部の生理作用の特質や、さらにまた、情緒の気質や気性といったものまで変えて行くのである。 |
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