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1、そとへ。


この自分自身の肉体の、目的と理由がどうしても見つからないのである。このような理由なき暴力的な身体のカタチに悩むのである。このような自分は何なのかと。 自分の理由に苦しみ悩むのである。

だからまた、それは自分の中で見つけることが出来ないものなのである。自分の都合で出来たものではないのである。自分が願い求めたものではないのである。もともと自分の中にあったものではないのである。

だからまた、自分の外へ出て、外から自分を見なければならないのである。さがし求めなければならないのである。そうして、それまでの自分とは違う自分が見えてくるのである。

それまでとは違う、自分にとっての肉体の意味や理由といったことが見えてくるのである。だから、求め続けなければならない。自分で、自分の外へ出て、いままで気づくことのなかった、別の自分というのをさがし求め続けなければならないのである。

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