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夢の中では理由などと言ったものはどうでもよいのである。なんでもかんでもそれを作り変えてしまうし、ただ単に自分の感情を納得させてくれれば、それでよいのである。 本来、自分のなかにある感情の対象といったものは、だれでもなんでもよいものなのであって、それらは勝手に作り上げられもするし、でっち上げられたり、ウソ八百を並べてねつ造されたりもするのである。 要するに、そうした事実や理由などといったものは、夢の中ではどうでもよいもの、なんの価値もないものなのであって、大事なことはただ自分の感情を納得させることだけなのである。 自分の情緒といったものを、いつもの元通りの平常なものに戻せればそれでよいのである。自律神経や体内の生理といったものを、普段の日常的なものに戻せれば、それでよいのである。また、それだけなのである。そうやって一日の終わりと初めに、自分を初期化しているのである。 |