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2、創造。
要は、もっとも重要なことは、ただこのことだったのである。他はどうでもよかったのである。クチビルであろうとガイコツであろうと、そのほかの何であろうと、それはただ、自分の中にある得体の知れない未知の部分が、自らを表現する必要に迫られていたのである。

あるいは、自分の外の現実へ、すがたカタチをもったイメージとして表現される必要があったのである。そして実は、このような必要そのものが、自分自身の存在の必然性といったものではないだろうか。

それは、外の現実と自分自身をつなぐ、自己の自律性、内的同一性なのである。そうする以外に、自分自身を表わし表現する方法がないのである。「創造する」とは、このことなのである。



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