| index ＜ 日誌 ＜ 夢の中、<18-60 「続）背景色」 |
| 昼。屋外ではよく眠れない。まぶしくて寝て居られないのである。目の中の、白いまぶしさに目がたえられないのである。だから何か夢を見ていても、そこで夢は終わり目がさめることになる。 イヤ、むしろ夢など見ない。夢を見るどころではないのである。夢を見る以前に、まぶしくて苦しくて目がさめてしまう。だから普通、夢を見る時の夢の背景の色は白ではなくて「灰色」、それも濃い灰色である。 夢の中の背景の色は、白でもなく、かといって黒でもなく、暗い灰色なのである。シロ色ではまぶしくて目がさめてしまうし、黒色では真っ暗で目が何も見えないし背景になれないからである。 |
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