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4、主体。


しかしまた、この強制するということ自体が、強制される者としての自分自身を想定しているのである。そして意識させるのである。自分は自分であり、そうした強制力とは別の者としての自分というのを意識しているのである。

そしてそれがまた、自分は自分であるという自意識につながっているのである。自分は自分なのであり、そうした与えられた強制力の押しつけとしての、社会の秩序や常識とは別の者だという意味でそうなのである。

それは、自分自身の意思と自分の考えでもって、自分自身が納得して判断し承諾すべきことがらなのである。主体としての自分自身が決定すべきことがらなのである。自分だけが自分に責任を負うことができるという意味でそうなのである。



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