index< 日誌 < am種 < 19-026「観念の世界@裂け目」p6- |
「くり返し」というのは日常であり無意識の世界である。これを時間という視点から見ると、これが歴史であり、そして、このようにして自分というのが見えてくるのである。変わらないもの、永遠のもの、純粋のものとしての根源的な自分自身の中の、タマシイの世界へとさかのぼってゆくのである。 これには遺伝と、そしてこれが発現される舞台としての環境といったものが大きく影響している。遺伝とは個体の内的要因であり、環境とはそれが現れる外の現実世界を意味している。 しかしまた、この環境といったものも大いに影響している。なぜなら、それが現実だからである。それ以外に生きてゆく方法がない、という意味でそうなのである。 それは、出来る出来ない、善いか悪いか、それを望むとか望まないという、そういうのとは関係のないことなのである。要は、それ以外に生きて行く場所がないという意味で、そうなのである。 |