index< 日誌 < am種 < 19-028「観念の世界B自意識」p6- |
日本に居る外国人で、外交官やビジネスマンは本国の主権の保護の下に活動しているのであって、もしもこのような、国家による保護がない場合の話しである。彼らを国家主権の下にある一国民としてではなく、一個人として見た場合はどうだろうということである。 国家権力という、国家主権の保護の外の人間として見た場合である。あるいは、そうした主権とは無関係な一個人として見た場合である。あるいはまた、そうした保護の外の、被差別民や少数民族として見た場合である。さらにまた、ただ単に彼らが、ただ周りのみんなとどこか違うと感じられる、というだけの場合もそうである。 眼や髪や肌の色が違う場合がそうである。また、体格や身のこなしがどこか違うといった場合もそうである。考え方や常識のルールやマナーが違う、といった場合もそうである。また、宗教の違いによって、習慣や常識が全く異なるといった場合もそうである。あるいはまた、表面上なにもかもが同じなのに、ただたんに出自・出身・生まれが違うといった場合もそうである。 |