index< 日誌 < am種 < 19-038「観念の世界L集団」p4 |
それは、現在の日本を見ればあきらかである。それは、それまでの日本人の習性や習慣、信仰と明らかに違うのである。もちろん、その根底にあるものが変わらないとしても、やはり、社会生活といったものが大きく180度かわっているのである。 これは、半封建的で集団主義的、そして男尊女卑、上下の関係というのが絶対的で唯一の「正義」であった戦前戦中の日本、すなわち80年ほど前の日本がそうであった。それと現在の日本を比較しての話しなのである。 感じ方、考え方、価値観といったものが大きく変わっているのである。たとえ占領下で強制されたものであったとしても、それでもやはりそれは、日本人自身が自分自身の求めに従って行われたのである。 21世紀に至って、たしかに出稼ぎの異民族の流入が急に増えている。そしてこうしたことは、いままでの日本の歴史上なかったことである。このような身体上の外見も、そしてまた、宗教といった精神のあり方そのものが大きく違うといった場合、やはり、そうしたことが、日本人自身の社会生活や経済活動そのものを変えてゆくかも知れないのである。 |