index< 日誌 <  c信じるもの < 19-51「Ⅴ、正義」p8-


1、生命線。


現実の世界を生きて行くための、もっとも大事でなくてはならないもの。決定的なこと。自分が生きて行くための文句なしの前提になるもの。それは、この現実の世界にあっては、おカネのことなのである。これがすなわち、「生命線」なのである。

これが自分の存在と生き方、考え方や信条の根底にあるのである。動機であり、条件なのである。要するに、おカネがなければ生きて行けないのである。自分だけでなく、家族全体がそうなのである。自分が飢えて死ぬ前に、家族がそうなるのである。セーフティネットは。、実におぞましい偽善なのである。

そのためには、どんなことでもしなければならず、耐えてしのばなければならない。そうして始めて生活の糧が得られ、生活そのものが成り立つのである。しかし、これは誤解してはならない。これはシステムなのだ、ということなのである。泣いてもわめいても、本人のチカラではどうにもならない、客観的な現実の条件なのだ、ということなのである。
履歴へ                    続く。

index < 日誌 index< 日誌 <  am種 < 19-51「Ⅴ、正義」p8-