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現実の世界を生きて行くための、もっとも大事でなくてはならないもの。決定的なこと。自分が生きて行くための文句なしの前提になるもの。それは、この現実の世界にあっては、おカネのことなのである。これがすなわち、「生命線」なのである。 これが自分の存在と生き方、考え方や信条の根底にあるのである。動機であり、条件なのである。要するに、おカネがなければ生きて行けないのである。自分だけでなく、家族全体がそうなのである。自分が飢えて死ぬ前に、家族がそうなるのである。セーフティネットは。、実におぞましい偽善なのである。 そのためには、どんなことでもしなければならず、耐えてしのばなければならない。そうして始めて生活の糧が得られ、生活そのものが成り立つのである。しかし、これは誤解してはならない。これはシステムなのだ、ということなのである。泣いてもわめいても、本人のチカラではどうにもならない、客観的な現実の条件なのだ、ということなのである。 |