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6、シアワセ。


それは、自分が生きていることの存在理由が問われているのである。アイデンティティーそのものが脅かされ、そして、アイデンティティーそのものが否定されてしまうからである。だから、どんなことをしても妥協するわけにはゆかないのである。

自分のすべて、のみならず、もっとも大切な自分の子供をも含めて、それらを賭してもなお守ろうとするのである。肉体は滅んでもなお、それよりも大事なものがあるのである。自分自身の存在理由と、祖先の魂といったものがそれなのである。

これが無くなれば、もはや人間とは言えないのである。自分が「誰か」であるということを喪失するのである。これは、もはや人間とは言えず、未来永久に奴隷として生きることになる。そうである以上、さっさと進んで人間をやめた方がシアワセなのである。だから許せないし、カンベン出来ないし、妥協することが出来ないのである。妥協してはならないのである。

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