index< 日誌 < c信じるもの< 19-70「続、条件」p7 |
このような、現実的な可能性としての条件が、すでに現実のどこかに現れ出てきていて、そしてその解決を必要とし、それを求めているということなのである。そうしたことが自分の中で得体の知れない空想となって、現れでてきてるということなのである。 現実的な解決を必要とする、条件や動機、目的といったものが、すでに現実のどこかにある、ということなのである。そしてそれ自体がまた、新たな可能性を示しているのである。 このような現実の要請が、人間の頭の中に、それがいったい何なのか分からないまま、またハッキリと知ることができないまま、それが何かの得体の知れないイメージや衝動・衝撃となって、人間に感じられているのである。 いまだカタチなき、本能的な衝動やイメージとして、それが否応(いやおう)なく、自分のなかで浮かび上がってきているのである。 |