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そうである以上、何もかもがそうでなければならず、そのように見えるし、見えなければならず、そうして白でも黒に見えてくるし、白が黒であると言いだすのである。そして、そうした人間が誰からも支持され求められるのである。そしてまた、そうした人間が、社会から高い地位と尊敬を集めるのである。 そうやって、世の中のシステムといったものが出来上がるのである。それは、世間の大多数の人間が願い求めたことの結果であり、これがその現実のカタチなのである。そしてこれが、現在、私たちが見て聞いて生きている現実の世界なのである。 だからまたこれこそが、すなわち、このような現実の世界こそが妄想であり、錯覚であり、誤解なのである。そうして私たちは、このような幻想の世界を生きているのである。 |
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