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2、原理。


このような条件。
それを現実のものとして生み出した、現実の条件といったものは、それ自体が、このような現実の下地であり背景なのである。そしてそこから生まれ出て来たものなのである。

そしてまた、そのような背景の中でしか、それは存在し得ないものなのである。そして、これが現実という世界なのである。そうしたことが、それが現れ出てきた背景のなかに、あらかじめ事前に方向づけられ、条件づけられているのである。

従ってまた、このような条件の中に、すでにその歴史的な方向性、あるいは行き着く先といったものが、あらかじめ与えられていて、定められ、特定されているのである。それは予測し想定し得るものなのである。それは必然であり、原理なのである。

原理である以上、それは予測し得るものであって、しかしまたそれが、具体的で現実的なカタチとして見えない以上、それが未だ不可解で意味不明な暗示や示唆として感じられているのである。論理や思考としてではなく、直感や情緒の暗示として、あるいは何かのサインや目印の象徴として、自分の中で迫ってきているのである。

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