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12、たましい。


それは、外見だけの見える表面がいくら変わっても、その中身は変わりようがないのである。

それはこの場合、不連続であって、それ以前の世界とは切断された変化である。80年前の終戦直後の日本がそうであった。しかしまた、そうでない、連続的で継続的な変化もある。日本の戦後から現在に至るまでの急激な変化がそれである。

しかしそれにしても、なぜ戦時中、あのような激しい抵抗と拒絶反応を示したのであろうか?なぜ、あれほどまでに英米に対して激しい憎しみと怒り、敵意と憤りを感じ続けたのであろうか。

それは、自分が自分でなくなって、自分が失われると思えたからではないだろうか。自分たちのタマシイとアイデンティティーを辱められたと、思えたからではないだろうか。

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