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3、もの。


それは、だれにとっても目に見える客観的な事実でなければならない。それが現実というものなのである。自分の個人的な主観や思い込みで現れるものでもなく、また、現わすことが出来るといったものではないのである。

主観的な思い込みや願いといったものが、それだけで現実世界を左右できるものではないのである。客観的事実としての現実は、だれにとっても自分とは別の、自分の外の事実なのである。現実というのは、自分とは別の世界なのであって、自分とは別のものであること、これが客観性なのである。

すなわち、それは現実世界の物を通してのみ表現されるのである。それ以外の表現の仕方は、この現実の世界にはないのである。そしてこれが客観性なのである。

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