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というよりも、すでにそうなってしまっているのである。自分でも知らず気づかないまま、もはや後戻りできなくなってしまっているのである。そしてそうだとすれば、それは自分自身がそれまでとは何か別の者になるしかないのである。 自分自身がそれまでとは何か別の存在になるしかないのである。それまでとは異なるライフスタイル、そして家族や国民、あるいは民族としての生き方や考え方、価値観が求められているのである。 あるいは、民族や国民としてのアイデンティティーは同一のままで、その表面的な実体というのが、多少とも異質なものへと変わってゆくのである。あるいはまた、新たな民族や国民へと統合されてゆくのである。今日、国家や国民という概念が薄れてグローバル化してきたのは、そうした徴候ではないだろうか。 |
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