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たとえば数百年前、イギリスからアメリカへ移民したアングロサクソン人が「ヤンキー」化したように。実直・勤勉な気質が、陽気で気ままで活発な性格へと変わっていったようにである。やはり、そうしたこともまた、アメリカ大陸という地理的・気候的、そしてまた、彼ら自身のアメリカ大陸での歴史といったものが、そうさせたのである。 やはり、どこかでつながっている。自分たちの祖先としての民族の気質や気性といったものもそうであるが、それとは別の、彼ら自身が生きている現実の自然条件といったものもまた、彼ら自身に大きく作用している。風土や生活環境・ライフスタイルといったものがそうなのである。 そして同時に、彼ら自身を動かし営ませている現実の条件として、彼ら自身の気質や気性、そして入植以降の彼ら自身の歴史が大きく作用していて、それを条件付け規制し続けてきたのである。 そしてそれは、その精神のあり方にも大きく影響してきたのである。あるいは、その精神のあり方そのもの、性格や気質・気性そのものを作り出し、カタチ作ってきたのである。 あるいは嫌や上にも、そうした精神のあり方、気質や気性といったものが、無意識の世界の中から呼び起こされ、あるいは生まれ、そうした傾向や指向性として、強く現れ出てきたのである。 |
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