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それは、だれもが無意識の内に受け入れてきた「暗黙の了解事項」であり、共通認識であり、暗黙裡に共有されている無意識の世界なのである。そしてこれが、自分たちにとっての基本原則であり、「自分たち」という世界の拠りどころ、原理、キズナ(絆)になっているのである。 だからまた、自分の中に自分が存在せず、自分が見つけられず、そしてまた、それが当たり前の当然のこととして、受け止められているのである。社会全体がそうなのであり、そしてまた、そうして社会全体が成り立っているのである。 そして、そこから離れたところに自分は存在しないのである。それは許されないことなのである。だからまた、そうするしかなく、そうして生きて行かなければならないのである。それ以外に生きて行く方法がないのである。それだけが自分に認められた生き方となっているのである。それが、この世界での自分の与えられた立場であり、居場所なのである。 |
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