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4、連帯。


もともと、自己意識そのものは、人間の間の対立をあおるものではなく、むしろ反対に、このような自律した人格といったものが、真の意味での自律した連帯を作り出すのである。

自分を押し殺して、自分を見失ったところに、真の意味での連帯など、成り立ち得ないのである。連帯とは、自分と相手があってこそ成り立つものなのであって、そのどちらか一方が消えてなくなれば、成り立たないのである。

そしてまた、だからこそ連帯なのであって、人間同士のキズナであると言えるのであって、それはまた、互いに相手を認め、尊重するところに成り立つものなのである。


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