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4、こだま。

何かがぼくの中で触れてきて、きしんで裂けて行って、そして外の世界と共振し、コダマしていって、そうして自分自身が呼び起こされ、拡がって行って、そしてそれが自分でも意識され、自覚されているのである。

僕自身がそれを願い、それを信じ、そしてまたこのような条件の下でしか、生きてゆけないように出来ているのである。だから、それはまた、ぼく自身がそうした存在なのであるということを意味している。

僕はそのように生きてきたし、これからも多分、そうであり続けるのだろう。僕には、そうするしかないのである。僕には、そうした生き方しか知らず、それ以外の生き方をしたことがなく、また、それが出来るキッカケや可能性も、条件もないのである。それに、そうした必要もないのである。僕は、そうした世界を生きているのである。



戻る。                      続く。

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