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もう一つは、この夢を見る前日、「顔面蒼白」という生理現象、すなわち、急激な感 情の変化に伴う貧血によって、顔表面が青ざめてゆく現象を勉強していた。つまり、血の色というのが何気なく気になっていたのである。 赤い血の色。そして顔表面の血の色というのが蒼白く変化してゆく。血の気がない青白い顔。恐怖とおののき、驚きのあまり愕然としている。めまい、手のふるえ、そして精神の怯(おび)えといったものが顔の表情に現れている。そうしたことが僕の心の中でわだかまっていたのではないだろいうか。血の気の失せた青白い色、まるで幽霊のようだ。 さらにもう一つ。 この夢の数週間前から続けて3回くらい、運転中の道路上で小動物のペチャンコになった遺骸を見てしまっていた。鮮やかな肉の色、赤、茶、青、そして黒と白色。それが心のどこかで気になっていたようである。それが夢の中の運転中の情景と一致している。 |
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