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そしてその上で自分たちの暮らしと、自分たちにとっての「信じるもの」といったものを作り出してきたのである。人間の歴史がまさしくそうだったのである。人間は現実に無いものを作り出してきたのである。観念の世界の中で、何かを空想し、仮定して、そしてそれを信じて実現してきたのである。 現実世界における区別や区切りや境界線、そしてシキタリやタブーといったものが、人間の頭の中で便宜的に作り出されてきたのであって、そしてこのような常識や日常といったものが、自分のなかで常に問われ続けるのである。 シキタリやタブー(禁忌)、そしてその考え方や感覚、またその現実の生活や習慣自体が「夢」であると言えないだろうか?たしかに、それらすべてのことは、人間自身が自分の頭の中で作り出してきたものなのである。 |
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