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6、行為。

このようにして、それ固有で特有の体形や体質、そして生理的特質に基づいて、その場に応じた体勢や姿勢、それに動きといったものがカタチ作られ、そうして何らかの「行為」といったものが行われることになる。

行為自体のカタチの形式といったものが、始めから定められパターン化されているのである。そうした、それ固有の特有なカタチの型と形式でもって行われるのである。

従って、同一の原因に基づく「驚きや恐れ」であっても、やはり、その対応の仕方や体勢、動作や仕草といったものが、それぞれの個人や、あるいは民族によって、どこか微妙に異なってくるのである。

つまり、それによって行われ表現される「行為の仕方」といったものが、当事者の体質や体形によって、また、生理的特質によって微妙に異なって来るということである。あるいは、体質というのが、始めからそのように出来ているのである。



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