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自分には、それしかなく、そうせざるを得ず、そしてそのように生きて行くしかない人間なのである。そして、これを自分の存在理由としていて、それだけが本当の自分であると信じて疑うことがないのである。疑うことが出来ないし、疑ってはならないことなのである。それは許されないことなのである。 それ以外の生き方を知らず、出来ず、そしてまた、しようともしないのである。そしてこの場合、自分が自分であり続けるというのは、このことなのである。これが自分なのであって、それ以外の者には成れないように、自分というのが、もともとそのように出来ているのである。 そして、そうしたことが自分自身の身体を通して現れる。現れざるを得ないし、現れなければならないのである。そうしないと、自分の身体というのが耐えられないのである。自分に正直であろうとする限り、そうせざるを得ないのである。 |