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17、同一性。


それは現実の世界の中で、その現実を無視した、自己の内的な精神全体を表現するものとなったのである。そして、このような表情といったものが、自己の感情や情緒といった、内向感覚が自己を表現したカタチであり、自己了解と自意識の受け止め方になっているのである。

れは、自意識が肉体表面に現れたカタチなのである。そして、このような表情を通して自分で自分に納得しているのである。そうした表情生み出す、自分自身のv中の生理や神経の作用を通して、自分に納得してるのである。そしてそれは、数千数万年に渡る自分たちの祖先の、失われた記憶のカタチなのである。

そしてまた、そうして自分が自分であることを確かめているのである。自分らしさというのを探し求めていて、それを自分自身の表情や仕草の内に見い出しているのである。そして、これが自己の同一性の根拠となっているのである。そうやって、自分を信じ、自分が自分であり続けようとしているのである。そして、これがまた、自分たちの信仰や宗教の根源になっているのである。


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