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これは時間軸上の一つの過程であって、そしてその一つの瞬間をとらえているのである。そしてこれが、「驚く」という瞬間なのである。不意の、いつもとは違う、あってはならない未知の場面なのである。何かから何かhと移行する、その瞬間なのである。だからこの瞬間というのは、自分がわからなくなっているのである。 何のことか自分でも分からないのに、しかもすぐにでも行動しないと手遅れになる、そうした困惑し、混乱し、パニクっている状態である。しかしそれでも身体だけは、意思とは別に先に動き出そうとしている。しかしまた、何をどうしたらよいのか自分でも分からずに、ただただ勝手にメチャクチャに動いている、そうしたパニクった状態なのである。 そして、そうした混乱した状態がやがて落ち着いてくると、事態の様子も少し呑み込めてきて、恐れなければならないとか、そうでもないとか、あきれるとか、あるいは以前にも経験していることで、気にすることもないとか、そうした落ち着きみたいなものが出てくる。 |
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