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6、別世界。


「おどろいた」後に感心したり、恐れたり、あきれたり、あるいは攻撃的で感情的な言葉や行動となって現れたりもする。要するに「おどろき」というのは、そうした時間軸上の始まりの、直前の一瞬間をとらえている。

そして驚いた後に、それが感情に移って行くということなのである。だからまた、通常、驚き続けるというがないのである。驚き自体が、何かを解決することがなく、それは実際的な感情や行為へと、結び付かなければならないのである。

現実の感覚の刺激やキッカケといったものから始まり、それが時間的にほんの少し遅れて、何のことなのか意識され、その後に認識と行動へと移る。そうした過程の最も始まりの、最初の一瞬間をとらえているのである。


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