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そしてこの「おどろき」から、ためらい、戸惑い、迷いといったものが、あるいは、恐れや悲しみ、喜びといったもの。あるいは虚ろな気分や、あるいはまた、晴れやかな情緒といったものへと移って行くのである。 言い換えれば、この「おどろき」の段階では、いまだ感情にも情緒にもなっておらず、それ以前の、いまだ何もかもが不明な状態なのである。むしろ一瞬、情緒というのが途切れて切断された状態なのである。 そうなった原因も、理由も、目的も、またその相手や対象といったもの自体が、何もかもが不明なままの状態だということである。それは、自分が自分の中で閉じていて、自分を見つけられず、見ることも知ることも出来ない状態なのである。自分で自分を見ることが出来ない状態なのである。 従ってまた、だからこそ、おどろき、ためらい、戸惑っているのである。あるいは、自分を見つけられずに、恐れおののいているのである。 |
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