――イメージをカタチに(・Image)―― 「非日常的風景」、その②。 光源。 物体が、受けた光を反射して、 それが人の目に入るからだ。 この光の源には太陽光、 あるいは蛍光灯などがある(直射光)。 しかしこの光源がどこにあるのかわからない場合がある。 光源から発せられた光が、 あちこちの物体に当たって反射を繰返した後に、 人の目に入る場合である(拡散光)。 自然界において、 この正体不明の光源というのは、 なんとも気味が悪い。 太陽光であればこそ、 その影から時刻を知り、 方位から季節を知る。 それを基にして、 農耕と狩猟が営まれ、 文明が引継がれて来たのである。 そうした意味で太陽というのは、 人々が共に生きる共同体の、 文化のパターン(型)を定めて来たのではないだろうか。 人がそれを意識するとしないとに関係なく・・・。 市 ・Image。 |