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index(索引)concept(概念)業務日誌さまよう妄想2009-0727-9-4 


<さまよう妄想>H-4、
アイデンティティ―(砂漠の民)。


これが、砂漠の遊牧民となると世界は全く違ってくる。
遊牧とは水であり、水は命である。
水の枯渇は死を意味する。
自然との闘いは、他の人間との戦いとして現われる。
すなわち、水を求める他の部族との死闘を意味する。
迫り来る脅威は、イデオロギーを前面に打ち立てさせる。
部族の神がこれであり、
この下に、個人を超越した底知れない、
全体としての力が個人を強制する。
個人は理没し、
「全体としての意思」が神の名の下に、服従(=アラー)を強制する。
部族神への服従こそが、
生存のための要点となる。



 続く →



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