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index(索引)concept(概念)業務日誌2010-0120 <0120-4   市


<何色?>C、見せるもの。


ただその見え方、
感じ方が異なるというだけではない。
「見えるもの」自体もまた、
何か異質な、別の世界なのである。
例えば、
自分が今、見ている身のまわりの風景はどうだろう。
30年前、あるいは300年前の、
風景とは明白に異なる世界である。
仮に、同じものを見ているとしても、
それが持つ意味は、
全く異質な別世界のものである。

自分が今見ている風景は、
自分の祖先が作り出したものである。
地形も畑も道も、町並みも、そして空気の匂いすらも。
我々は、
祖先が少しずつ築き上げてきた、
暮らしの営みの中を生きているに過ぎない。
その感じ方、生き方、考え方をも含めてである。

 戻る。      続く。



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