――イメージをカタチに(・Image)――
index(索引)<concept(概念)<日誌<2011-1005-1
春のデッサン、@ <ふっくらした肌ざわり> 春の日の、 ふっくらした肌ざわり。 まるで、赤ちゃんの肌のように柔らかく。 今にも壊れて消えてしまいそうな。 そんな、明るいけれども淡(あわ)い、純粋な色。 真っ白のキャンパスの上を、非常に薄いけれども、 鮮やかな純色でそっとなでたような、そんな色。 まるで、羽毛のように軽くて、ふわふわと、 今にも外へ飛び出てしまいそうな、 実に鮮やかではあるが、 生まれたての、あわくてうすい色。 にもかかわらず、周りはみずみずしく明るい。 まるで、何かを誘いいざなうように。 |