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2013 冬の妄想。
4、 光の中。




光が、様々な角度から入ってきて、館内で乱反射し、人々を包み込んでいる


そこで、もう一歩進んで、
光源というのが無数にあって、
すべての天空を覆い尽くした場合はどうだろう?
自分を照らす光というのが、すべての角度から、
自分を照らす場合である。
この場合、光の方向そのものが無くなる。
自分の周り360度すべてを、光が包むからである。

この場合、光というのは、
表面上は自分の中にあるのと同じである。
自分が、周りを照らしているのと同じ情景である。
だから自分が行くべき方向というのは、
自分の中で見つけなければならない。
もはや、光は方向を導いてくれないのだから。
だれもアテにせずに、
自分自身で決断しなければならない。
導く光といういのは、
自分の内部で見つけなければならない。

そうやって、初めて本当の自分というのが見えてくる。
夢は空想ににではなくて、現実の中で確かめられる。
本人としての自分だけが、
それを知ることができるからである。
これが「光の中」という意味であって、
自己というのが、自分自身の中で発見されたのである。



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                お終い。



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