――イメージをカタチに(・Image)――
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そこで、もう一歩進んで、 光源というのが無数にあって、 すべての天空を覆い尽くした場合はどうだろう? 自分を照らす光というのが、すべての角度から、 自分を照らす場合である。 この場合、光の方向そのものが無くなる。 自分の周り360度すべてを、光が包むからである。 この場合、光というのは、 表面上は自分の中にあるのと同じである。 自分が、周りを照らしているのと同じ情景である。 だから自分が行くべき方向というのは、 自分の中で見つけなければならない。 もはや、光は方向を導いてくれないのだから。 だれもアテにせずに、 自分自身で決断しなければならない。 導く光といういのは、 自分の内部で見つけなければならない。 そうやって、初めて本当の自分というのが見えてくる。 夢は空想ににではなくて、現実の中で確かめられる。 本人としての自分だけが、 それを知ることができるからである。 これが「光の中」という意味であって、 自己というのが、自分自身の中で発見されたのである。 |