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2013 冬の妄想。
3、 光の別れ道。





だがしかし、光が指し示す方向が、
複数あったらどうだろう?
光源が複数あって、
それぞれが別の方向を向いている場合である。
この場合は、自分で選んで決断しなければならない。
どちらへ向かうかは、自分で決めなければならない。
自分の運命は自分で決めなければならない。
逃げ道はないのである。

実に、めんどくさいし、負担だし、
責任が、かかってくるし、気が滅入る。
それはそれは、とってもつらくて苦しい重荷である
これが、自由という名の正体であって、
だれもが無意識のうちに、本能的に逃げ出す、
「自由」という名の苦しみなのである。
(現在の日本に自由などなく、
あるのは政府とマスコミに対する、
隷属の喜びだけである)

光が導く方向が、
二つに分かれている場合、
どちらかが正しく、どちらかが間違っている。

闇から逃れる方向が、一つだけの場合、
それが絶対に正しいのであるが、
しかし、二つ以上ある場合、
どれかが正しく、あるいは場合によっては、
どちらも間違っているかも知れない、と思えて来る。
つまり、唯一絶対という考え方が、
成り立たなくなるのである。
真理は絶対ではなくて、相対的で、
わがままなようなものに思えてくる。



 戻る。
                続く。



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