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群れの、④ ユダヤ人

それは、ユダヤ人にも似たところがあって、
ユダヤ人を生み出したのは、
ユダヤ人でない人々である。
ユダヤ人でない人々が、
ユダヤ人を作り出したのである。

憎まれるユダヤ人には、
それなりの理由があるのかも知れないが、
迫害を加える差別的な多数者よりも、
ユダヤ人の方が、数段、上を行っている。
上手である。

ユダヤ人自身の意思とは、なんらかかわりなく、
ユダヤ人は、そうすることによってのみ、
自らを維持し保存し続けることができたのである。
ただひたすら、そうするしかなかったのである。
それより他に、生きていく道がなかったのである。
だから、ユダヤ人は常にだれよりも、
優秀で、かしこく、優れている。ユダヤ人自身は、
そうでありたくなかったのかも知れないが、
そうすることによってのみ、
自分たちが、生き続けることができたのである。
そして現実に、生きているということ自体が、
それを証明している。

だから、ユダヤ人には、
だれも決して勝てないのである。
勝てなくしているのは、ユダヤ人でない人々である。
ユダヤ人と対立する人々が、
自分で、自分が勝てないようにしているのである。
そうやって、自分をダメにしていくのである。
その方が楽(ラク)だから。
自分で自分のタマシイをのぞきこまなくてすむから。

 戻る。                     お終い。

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