ルネサンスへ
<2015-0102 光の中。( 市)
③ 実体なき存在。
のみならず、光そのものは、
物体ではなくて、実体というのがない。
ただたんに、人間の「見え方」として、
存在しているに過ぎないのである。
にもかかわらず、
人間のわがままに左右されることがない。
人間の見え方としてのみ存在する、実体のない、
感覚の世界にのみ存在するものなのである。
だから、永遠なのである。
永遠に変わることなく存在し、
果てしなく永遠で無限の存在。
自己の精神が求めてやまないもの。
自分自身の現実を超えたところにある、
祈りのようなものに、なれるのである。
戻る。
お終い。
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