ルネサンスへ<2015-0123 映し出される「情緒」、(  市)



① 光の風土。

光源のカタチとしては、
点光源、線光源、面光源などがある。
性質としては、鋭い白熱灯(点光源)、
ぼやけた蛍光灯(面光源)、
ないし、提灯(チョウチン)の光がある。
届き方としては、直射光と、
乱反射の結果としての間接光に分けられる。
また、光そのものの質として、
寒色系と暖色系とに分けることもできる。
これは、冬と夏の「色温度」と関係している。

さらに、照らし出される物との関係では、
光の照り返し、回り込みなどがある。また、
人間と物との間にある空気との関係では、
蜃気楼やカゲロウ、虹(ニジ)などもある。
その他、光がなくても見える、光とは関係のない、
生理的映像や観念的映像もある。

そして何よりも、
光と人間、あるいは生物との関係で見ると、
太陽の光は、違った意味を持つにいたる。
それは、生命が生まれ育つための、
なくてはならない、エネルギー源でもあるのである。

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