( 市)<ルネサンスへ<2015-1211 続、生物的映像。
1:進化の結果。
生物の種類によって、おのずと、その目の見え方、つまり、 見える範囲と、その質が異なる。範囲とは波長の長短であり、 質とは、それを色として感じる見え方のことである。 生物によって、光の波長の見える領域が異なるということ。 そしてそれが、色の違いとして感じることの出来る動物と、 そうでない動物がいるということである。 人間の場合、目のセンサーは、光の明暗のみを感じる 「白黒」センサーと、青・緑・赤のそれぞれに特化した、 三種の「色」センサーに分かれている。明暗と三種の色、 合計四種のセンサーで光を感じているのである。 これが、目が映像として感じることの出来る、 仕組みといったものである。そして、その特性、深度、傾向などと いったものは、当然、生物の種類によって異なってくる。 それは、ひとことで言えば、生きてゆく必要からそうなったもので、 進化の結果とも言えるものである。 |