(  市)ルネサンスへ<2016-0311 まぶしい、



~1:まだら模様。


まぶしいのは見えにくい。
景色が白く飛んで、景色全体が真っ白に埋め尽くされる。
何もみえない。そして、しばらくすると目のなかで、景色ではなくて目の
なかで、なにかマダラ模様のようなものが見えてくる。もしかすると、
マダラ模様が見えると思い込んでいるだけかも知れない。
見えるはずのないものなのだから。

それは、「目」自体が作り出した映像であって、
外の現実の景色とは無関係である。だからそれは、
目を閉じていても見える。それは目が、自分自身の目の中を
見ているのである。

それは、自分の目の機能というものが、祖先の記憶によって、
規制されているのである。目の見え方、見方(みかた)、精度や範囲、
可視波長の範囲といったものがそうである。それは、祖先の記憶が
肉体のの機能のカタチとして保存され、残していったものなのである。

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