index < 日誌 < v夢の中 < 21-01 「続、ガイコツの夢」


1、失われた自分。

それは無意識の世界であって、自分の中の生理作用の、反射的なパターンが蓄積された、その情緒的特性なのである。意識や思考以前の根源的な生理の作用と、その肉体の反射作用のくり返しが、肉体の中で、このような衝動的なイメージとなって浮かび上がって来ているのである。

そしてこれが夢の中で「ガイコツ」のすがたとして現れているのである。そしてこれが、イメージとしての「ガイコツ」の意味なのであって、そうとしか表現し得ず、またそれが、何らかのイメージとして表現されねばならなかったのである。それは、今は失われた自分自身のすがたなのである。だからそれは意識や思考や感情などで表現できないものなのである。


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