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そしてまた、だからこそもう一度自分を省みているのであって、自分自身の再発見とその発掘に、嫌が上にも気づかされるのである。そうやって自分で自分を見ているのであって、そしてまた同時に、自分で自分を確かめ、保存し、そして証明しようとしているのである。自分がだれで、自分が何であるかを探し求めて止まないのである。 そして自分のすがたがガイコツに見えるのは、それがもっとも最後まで残る、自分のもっともも原初的なものだからである。生きている自分の現実のすがたから、なにもかも消えて行って、そして骨というガイコツだけが残っているのである。 そして、それすらも無くなれば、もはや、自分というすがたカタチは現実に存在しなくなるのである。自分が現実から消えてゆくのである。そしてそうしたことが、このガイコツというイメージでもって、無意識の夢の世界に現れでてきているのである。 |
index< 日誌 < v夢の中 < 21-01 「続、ガイコツの夢」