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とはいっても、これら現役世代といえども、それぞれが「目上の者」に対して、すなわち上司や元請けに対して服従の義務を負っているのであって、そうして始めて自分と自分の家族を養って行けるワケなのであって、そしてまた、世間体もなりたつのである。 まただからこそ、自分の「目下の」部下や、下請けや、家族の女子供に対して服従を強いることができるのである。このようにして自分を立場を守れるし、そして何よりも自分のストレス発散し、自分に自尊心と正当性を与えてくれるのである。「目下の者」に対する自己の絶対的な立場に根拠を与えてくれるのである。 だからまた、どうしても、何よりも自分のそうした立場というのを守ろうとするのである。自分には、それしかないのである。そうして生きて行くしかなく、それだけが自分の誰からも認められる存在理由になっているのである。 |
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