| index＜ 日誌 ＜ ao強制力 ＜ 21-24「制約J：存在」 |
| 要するに、そのどれを取って見ても、なに一つはっきりしたものがないのである。明瞭な根拠とか理由といったものが見当たらないのである。そしてこれが、無意識の世界なのである。 この無意識の世界を基にして、それを舞台にして、そしてその上で、意識や観念の世界がカタチ作られているのである。すなわち、印象や象徴、そして何かしら得体の知れない暗示やサインといったものとして、感じられているのである。 そしてそうしたことの上に、つまり、このような無意識の世界を基にして、そこから私たち人間の日常や習慣、常識といったものが成り立っているのである。そしてこうしたことが、私たち人間にとっての現実なのである。 そしてこれが、私たち人間の存在の仕方であり、そのカタチなのである。私たちの信仰や法律、そしてシステムがそうなのである。 |
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