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こうしたことのすべてが、過去の自分と現在の自分との対立、遺伝と適応との対立、あるいは種としての同一性と、現実を生きる自分との対立として現れているのである。そしてこのような、絶えることのない、自己の内部での、精神の時間的・歴史的連続性こそが、自己の同一性を意識させているのである。 そしてこの自己の内部での絶え間のない対立とその解決、そうした、自己の内部での関係性こそが、自己の内的な同一性を感じさせていると共に、それを構成しているのである。そして、このような分裂した自己というのが、嫌が上にも自分というのを意識させているのであ。「自分が自分である」という意識を成立させているのである。 |
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