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14、自己内対立。


それは自分の中で、継承とその断絶、伝統とその否定、創造と破壊というのが融合しているのである。それが、自分が生きている文化と社会においても見られるし、そしてまた、自分自身の体内においても感じとることが出来る。また、嫌でも思い知らされる。

文化というのは、つまり、人間関係のことであって、それが古いキズナ(絆)と新しいキズナの間で揺れて軋み、裂けてえぐれて混乱しているのである。

またそうしたことは、自分自身の身体内部においても、自律神経の営みといったものが、自分の現実の生活やストレスに合わないもの、相性が合わないものとして、神経の障害と不具合に晒(さら)されているのである。

あるいは、少なくともそうした自分に苦しむのである。そしてまた、そうしたこが、自分が生きている現実の社会においても多々起こるのである。



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